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あそびーち砂浜プールで9月22日に誕生したマダライルカの赤ちゃんが、9月29日の夕方、授乳不良による体力低下のため、死亡しました。

　

　

母イルカの「スイカ」は、22日の夜23時前に赤ちゃんを出産しました。
赤ちゃんに寄り添いながら泳ぐ様子も見られましたが、授乳がうまくいかなかったため、23日からは昼夜を問わす数時間おきに人工ミルクを与えて赤ちゃんの体力維持を行いながら、母イルカに赤ちゃんを戻して授乳を促しました。
一時は、赤ちゃんが母親の体側や乳溝を吸う行動がみられましたが、授乳には至りませんでした。
また、24日には母イルカの健康状態に問題がないか調べたところ、乳腺炎のようなシコリがみられたため、マッサージや搾乳などの処置を行うなど、母子ともに状態改善に努めましたが、残念ながら赤ちゃんイルカは29日の16時過ぎに、体力低下による多臓器不全のため死亡しました。
また、母イルカの状態は回復傾向ですが、体力回復のため養生を続けているところです。

　

最後に、これまでイルカの出産のため、あそびーち砂浜プールおよび周辺観覧エリアの立入規制などにご協力いただきましたお客様、イルカの親子に対して温かい応援の言葉をいただきました皆様に、スタッフ一同、心より感謝いたします。