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（鳥羽水族館の水槽でリラックスする泉（左）とポウくん（右））

2月7日の午後2時、メスのセイウチ・泉（いずみ）が繁殖を目的に三重県の鳥羽水族館へ出発しました。
大型トラックで約16時間の長旅を終え、翌朝8日午前6時過ぎに無事到着。
収容先のプールにもすぐに馴染み、食欲・健康状態も良好で、現在は一般公開されています。

（かっこよく紹介してもらっています）

うみたまごのセイウチは泉を含めて3頭すべてがメスのため、繁殖実績のあるオスのセイウチを飼育している鳥羽水族館に協力を依頼し、両館のセイウチをペアリングさせることで繁殖を目指すこととなりました。
セイウチの繁殖のチャンスは春先の限られたタイミングしかないため、この時期に合わせてうみたまごから泉を搬出し、鳥羽水族館でオスのセイウチ・ポウくんとペアリングした後、再びうみたまごへ戻す計画で、すべてが順調にいけば来年の初夏ごろには赤ちゃんセイウチの誕生となるかもしれません。

（仲良くしてね～）

セイウチの繁殖に関してはまだまだ課題も多く、これから長い時間をかけた辛抱強い取り組みが必要であると考えています。
温かく見守っていただければ幸いです。

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