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6月に鶴見漁港に水揚げされたこの黄金のオニオコゼ。
佐伯市内で飲食店を営む、平松亮様より寄贈されたものなんです。
　
バックヤードの水槽でしばらく調子を整えていましたが、先日展示水槽へデビューしました！

本来のオニオコゼは岩などに擬態するために黒っぽい茶褐色をしているんです。

＊これが本来のオニオコゼの色。

ところがこの個体は、体表のメラニン色素（黒色色素）が現れない黄変種と呼ばれる変異個体。
自然界では目立つ色。
外敵からも狙われやすい個体ですよね？
それが生きたまま捕獲されたんです。
そしてオニオコゼと言えば高級魚として料理店ではとっても重宝されるお魚。
お料理にされることなく『うみたまご』に寄贈されてきたこの個体。

いく度の奇跡を起こしてやってきたこの黄金のオニオコゼは、なんか幸運の印のような気がしませんか？
写真を撮って待ち受け画面に設定すると、なんかご利益ありそうな気がするんですけど（笑）。

この貴重な黄金のオニオコゼは、大回遊水槽前のハナミノカサゴの水槽の中にいますよ！
　
みなさん探してみてくださいね♪